やっはろー!!KAUZです(*゚▽゚*)
2015年3月1日に阪神競馬場で開催される第59回阪急杯の過去9年のデータと傾向です。
高松宮記念に続く大事な前哨戦で、水曜追い切りの動画を観ましたが、かなり仕上げてきた陣営が多いなぁと感じました。それに昨年のGⅠを勝った競走馬も3頭、コパノリチャードが高松宮記念を、ダノンシャークはマイルチャンピオンシップを、ミッキーアイルはNHKマイルカップを制していますので、今年の阪急杯はメンバーが揃ったと言わざるを得ませんね。
迷ったとき、データや傾向は消去法にも使えるので、そういうときに使われてみては?
過去のデータと傾向
それではいつものようにダーッと羅列しておきますので、気になるデータや使いたい傾向などは各自ご自由にお持ち帰りください。
尚、2005年までは1200mの距離で開催されていたため、対象のデータは2006年から2014年までの過去9年のものを利用しています。また、2007年のプリサイスマシーンとエイシンドーバーが同着優勝しているので、優勝馬は10頭、2着馬は8頭となっていますので併せてご注意くださいませませ。
所属
騎手
騎手分類 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
美浦 | 1- 1- 3- 13 | 5.6% | 11.1% | 27.8% |
栗東 | 9- 7- 6- 92 | 7.9% | 14.0% | 19.3% |
地方 | 0- 0- 0- 5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
外国 | 0- 0- 0- 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
騎手の所属別に見ると、大した差はありませんが、シェアの上では栗東所属の騎手が優勢となっています。
調教師
調教師分類 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
美浦 | 2- 2- 2- 23 | 6.9% | 13.8% | 20.7% |
栗東 | 8- 6- 7- 93 | 7.0% | 12.3% | 18.4% |
こちらも大した差はありませんね。騎手や調教師は共に、栗東と美浦の違いはどちらもありません。
年齢
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 2- 3- 6- 22 | 6.1% | 15.2% | 33.3% |
5歳 | 6- 2- 1- 28 | 16.2% | 21.6% | 24.3% |
6歳 | 0- 2- 2- 34 | 0.0% | 5.3% | 10.5% |
7歳 | 1- 0- 0- 21 | 4.5% | 4.5% | 4.5% |
8歳 | 1- 1- 0- 9 | 9.1% | 18.2% | 18.2% |
5歳馬が6勝を挙げて、勝率でもシェアの上では断然。昨年の覇者コパノリチャードや期待のレッドオーヴァルなど、有力馬も5歳馬ですね。ミッキーアイルのような4歳馬は率の上では2着か3着が多いのかなと思えるデータとなっています。
斤量
斤量 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
53.5~55kg | 0- 3- 1- 22 | 0.0% | 11.5% | 15.4% |
55.5~57kg | 8- 4- 7- 89 | 7.4% | 11.1% | 17.6% |
57.5~59kg | 2- 1- 1- 5 | 22.2% | 33.3% | 44.4% |
このレースは別定戦です。このレースはGⅡレースのような別定戦で、賞金ではなく、過去1年の勝ったレースの格によって負担斤量が変化します。57.5kgを背負った競走馬の中にはスズカフェニックスが59.0kgを背負って2着に入るなど活躍しています。また、複勝圏内率が44.4%となっていますが、競走中止を除外すると複勝圏内率50.0%となり、かなり好走しているのが伺えます。今年はコパノリチャードとダノンシャーク、ミッキーアイルの3頭が58.0kgを背負いますが、率で言えば、1頭は馬券に絡むのかなと思うデータが出ています。
また、斤量の軽い競走馬の優勝馬はいません。同時に牝馬の優勝もなく、牝馬の成績は【 0- 2- 2- 22】となっていて、連対率7.7%、複勝圏内率15.4%となっています。牝馬はやや割り引き材料とも言える傾向です。
枠と馬番
枠番
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 3- 3- 1-10 | 17.6% | 35.3% | 41.2% |
2枠 | 3- 2- 3-10 | 16.7% | 27.8% | 44.4% |
3枠 | 1- 1- 2-14 | 5.6% | 11.1% | 22.2% |
4枠 | 0- 0- 1-17 | 0.0% | 0.0% | 5.6% |
5枠 | 1- 0- 0-17 | 5.6% | 5.6% | 5.6% |
6枠 | 1- 0- 1-16 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
7枠 | 0- 2- 0-16 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
8枠 | 1- 0- 1-16 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
断然内枠有利という感じですね。2006年は比較的外枠決着なのかなと思う感じなんですけど、特にこの5年で言えば毎年必ず1枠が馬券に絡んでいて、特に1枠に3番人気以内の競走馬が入ったならば、それはもう軸にして考えたいレベルだと思います。
馬番
馬番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番 | 2- 0- 0- 7 | 22.2% | 22.2% | 22.2% |
2番 | 1- 3- 1- 4 | 11.1% | 44.4% | 55.6% |
3番 | 2- 0- 2- 5 | 22.2% | 22.2% | 44.4% |
4番 | 1- 2- 1- 5 | 11.1% | 33.3% | 44.4% |
5番 | 1- 0- 0- 8 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
6番 | 0- 1- 2- 6 | 0.0% | 11.1% | 33.3% |
7番 | 0- 0- 1- 8 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
8番 | 0- 0- 0- 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
9番 | 1- 0- 0- 8 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
10番 | 0- 0- 1- 8 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
11番 | 1- 0- 0- 8 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
12番 | 0- 0- 0- 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13番 | 0- 2- 0- 7 | 0.0% | 22.2% | 22.2% |
14番 | 0- 0- 0- 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15番 | 1- 0- 0- 8 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
16番 | 0- 0- 1- 7 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
馬番2番3番4番は大活躍という感じのデータですね。勝ち馬も馬番5番以内から7頭も出ている点は押さえておきたいポイントでしょう。
脚質
脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 2- 1- 0- 6 | 22.2% | 33.3% | 33.3% |
先行 | 3- 1- 3- 27 | 8.8% | 11.8% | 20.6% |
差し | 5- 4- 3- 38 | 10.0% | 18.0% | 24.0% |
追い込み | 0- 2- 3- 45 | 0.0% | 4.0% | 10.0% |
特段気にするようなデータでもないのかなと思いつつもやはり、逃げ残りというか、前がそのままでの決着も多いレースなんですよね。今年からミッキーアイルが脚質を変更して番手以下でレースを進めるようにするらしいのですが、どの競走馬がハナを叩くのかという点は、もう少し情報や追い切り等から見つけていきたいですけど、逃げる競走馬には一定の注意を置いておきたいなと思います。
オッズ
単勝人気
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 1- 2- 2- 4 | 11.1% | 33.3% | 55.6% |
2番人気 | 2- 1- 2- 4 | 22.2% | 33.3% | 55.6% |
3番人気 | 2- 3- 0- 4 | 22.2% | 55.6% | 55.6% |
4番人気 | 3- 0- 0- 6 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
5番人気 | 0- 1- 2- 6 | 0.0% | 11.1% | 33.3% |
6番人気 | 0- 0- 1- 8 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
7番人気 | 1- 0- 1- 7 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
8番人気 | 0- 1- 0- 8 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
9番人気 | 0- 0- 0- 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
10番人気 | 0- 0- 0- 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
11番人気 | 1- 0- 1- 7 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
12番人気~ | 0- 0- 0- 46 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1番人気の競走馬は勝つことは珍しいものの、複勝圏内には入っているというようなデータですね。上位4人気以内から優勝馬8頭出てて、連対数で見ても14頭。ほぼほぼ上位4頭で決まっているのかなと思えるデータでもありますね。
単勝オッズ分布
単勝オッズ | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1.5~ 1.9 | 1- 0- 0- 0 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
2.0~ 2.9 | 0- 2- 2- 2 | 0.0% | 33.3% | 66.7% |
3.0~ 3.9 | 0- 0- 1- 3 | 0.0% | 0.0% | 25.0% |
4.0~ 4.9 | 3- 0- 0- 2 | 60.0% | 60.0% | 60.0% |
5.0~ 6.9 | 1- 1- 1- 1 | 25.0% | 50.0% | 75.0% |
7.0~ 9.9 | 2- 3- 1- 10 | 12.5% | 31.3% | 37.5% |
10.0~14.9 | 2- 0- 1- 12 | 13.3% | 13.3% | 20.0% |
15.0~19.9 | 0- 2- 0- 6 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
20.0~29.9 | 0- 0- 2- 16 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
30.0~49.9 | 1- 0- 0- 16 | 5.9% | 5.9% | 5.9% |
50.0~99.9 | 0- 0- 1- 17 | 0.0% | 0.0% | 5.6% |
100.0~ | 0- 0- 0- 31 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
なんでだろうね、単勝2.0倍~3.9倍までの競走馬が未勝利。今年もその間にいる競走馬はやや割り引いてみたら面白いかもしれませんね。
前走
前走クラス
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
未勝利 | 0- 0- 0- 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1600万下 | 0- 1- 1- 12 | 0.0% | 7.1% | 14.3% |
オープン | 0- 0- 0- 25 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
Ⅲ | 6- 5- 4- 55 | 8.6% | 15.7% | 21.4% |
Ⅱ | 3- 2- 3- 11 | 15.8% | 26.3% | 42.1% |
Ⅰ | 0- 0- 1- 11 | 0.0% | 0.0% | 8.3% |
地方 | 0- 0- 0- 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
海外 | 1- 0- 0- 0 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
おおっと、前走GⅠ組が大苦戦中。連対実績すらありません。昨年はダノンシャークが前走マイルチャンピオンシップ3着から出走し、1番人気に支持されつつも9着と惨敗。ダノンシャークは今年もマイルチャンピオンシップからのローテーションで挑みますから、あれ、昨年の再来だとマズいですね。
率の上で高いのは前走GⅡ組。後述しますが、前走が阪神カップだった競走馬が活躍しているレースです。
前走レース名
前走レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
阪神カップ | 3- 2- 3- 8 | 18.8% | 31.3% | 50.0% |
東京新聞杯 | 2- 1- 3-12 | 11.1% | 16.7% | 33.3% |
シルクロードS | 2- 1- 0-16 | 10.5% | 15.8% | 15.8% |
小倉大賞典 | 1- 0- 0- 7 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
京阪杯 | 1- 0- 0- 2 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
マイルチャンピオンS | 0- 0- 1- 5 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
スプリンターズS | 0- 0- 0- 5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
有力かなと思えるデータを一部くり抜いて掲載しています。阪神カップを走った競走馬が約半数も馬券になっている点は押さえておきたいポイントです。今年はオリービンとコパノリチャード、ダイワマッジョーレ、ミッキーアイルの4頭。この中から率の上では半数の2頭が馬券になる計算にもなるので、この4頭には要注意しておきたいですね。
まとめ的なものを
過度な期待は禁物ではありますが、アタマには5歳馬、2着以下に4歳馬という感じで、中心に見たいのは5歳馬と4歳馬、率の上では8歳馬でもOKという感じ。過去に実績を残していて負担重量が重く、追い込み脚質以外の競走馬。
と考えると、前走阪神カップで2着だったコパノリチャードが筆頭という感じで、ミッキーアイルにもチャンスはあると見ていいでしょう。
逆に、前走重賞以外の競走馬のアタマどころか、前走オープンを走った競走馬は馬券に絡んでいない点を見るに、プリムラブルガリスやニホンピロアンバー、エールブリーズ、アミカブルナンバー辺りは無条件で切っちまってもいいのかなと思ったり、です。
というところで、阪急杯の過去9年のデータと傾向を終わりたいと思います。最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました(●´ω`●)
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